プロジェクト紹介/現場レポート

  • 保健医療
  • 2017年08月 ~2018年01月
  • 保健医療セクター(非感染性疾患分野)情報収集・確認調査
【パレスチナ】
保健医療セクター(非感染性疾患分野)情報収集・確認調査

パレスチナ自治区の保健状況は、過去20年の間に非感染性疾患(NCD)に起因する死亡が多数を占めるようになり、感染症や母子保健関連疾患の死亡者数を上回るなど、疾病構造に大きな変化が見られている。そこでパレスチナ政府は、「NCDの予防と治療に向けた国家戦略(2017-2022)」を策定し、早期発見・治療、及び患者中心の質の高い継続的なヘルスケアの実現を目指し、横断的、包括的な取り組みに着手した。さらに、それを可能ならしめるためのガバナンス強化、予防活動の推進(糖分、塩分、アルコール摂取の抑制、運動の症奨励等)、サーベイランス及びモニタリング評価活動の強化、ヘルスケア及び保健システムの強化を4つの柱に掲げている。本年度はこの基本戦略に従い、WHO支援の下、PENやスクリーニングに関する保健人材トレーニング、喫煙抑制や運動奨励のためのキャンペーン、サーベイランスの強化、電子データによる保健情報管理システム強化等が計画、実施されている。

パレスチナの病院におけるカテーテル手術の様子

パレスチナの病院におけるカテーテル手術の様子

当該業務は、パレスチナ自治区における上記背景を踏まえ、今後JICAがNCD対策の強化に向けた取り組みを支援するため、特に3つの軸(保健システムの軸、疾患ベースの軸、ケアの継続性の軸)を念頭に置き、総合的な情報収集と、その整理及び分析を行い、課題と協力分野の特定、またその可能性と有効性を導き出すものである。

(発注者:JICA)

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