プロジェクト紹介/現場レポート

  • 平和構築・公共政策
  • 2017年11月 ~2020年07月
  • 平和構築・社会統合促進 技術協力プロジェクト
【コートジボワール】
大アビジャン圏社会的統合促進のためのコミュニティ強化プロジェクトフェーズ2

コートジボワール(以下、「コ国」)のアビジャン圏では、2010年の大統領選挙後、コミューン間の対立が騒乱に発展し、インフラの破壊や政治的分裂につながった。こうした状況を緩和するため、コ国政府は社会インフラの整備を通じた社会統合を促進するための支援を日本政府に要請し、本プロジェクトの第1フェーズである「大アビジャン圏社会的統合促進のためのコミュニティ緊急支援プロジェクト(COSAY-1)」が実施された(2013年7月~2016年6月)。同プロジェクトは、インフラ整備事業を通じた住民間の関係修復及び社会統合を促進するための手法を提案・試行し、その成果をCOSAYメソッドとしてハンドブックにとりまとめた。同ハンドブックの導入により、インフラ整備事業は、民族や宗教の違いを超えた住民プラットフォームをベースに、住民間の交流や協議を重ねて実施されるようになった。

一方、COSAY-1は対象地域が限定的であったこと、またコミューン間の対立はなおくすぶっており、若年層の失業問題、貧困地域の治安問題などの社会問題も山積していたことから、コ国政府の要請に基づき、より広範囲に社会統合を促進するため、2017年に行われた基礎調査と詳細計画策定調査当を経て、フェーズ2の実施に至った。尚、本プロジェクトは、公平性や包摂性に配慮したCOSAYメソッドをコミューン(市役所)が提供する公共サービスの計画・実施段階に定着させることを通じ、対象地域の社会的統合を促進することを目的としている。

コートジボワール写真

 

(発注者:株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル/JICA)

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