プロジェクト紹介/現場レポート

  • 基礎教育
  • 2013年04月 ~2014年03月
  • 国内役務
【アフリカ地域】
西アフリカのみんなの学校運営改善プロジェクト

11 JICAはニジェール(以下「ニ国」)において、学校・地域・行政が一体となって学校運営に参画し、教育改善を目指す「住民参画型学校運営改善計画(みんなの学校プロジェクト)」を2004年から実施してきた。これは世界銀行などが後押しする教育セクターの地方分権化の一環でもあり、学校運営委員会(COGES)の設立、活性化、制度化する取り組みを推進してきた。同プロジェクトのフェーズⅠ及びⅡを通じて、コミュニティのリソース動員により、補習を通じた授業時間の確保や、教室建設、施設改善などが各校で実施されてきた。そしてCOGESのさらなる能力強化、特に学校補助金を含む外部資金管理の導入や、教育の質の一層の改善、中等教育への支援拡大に向け、20125月から後継案件が開始された。本案件は、そのプロセスを包括的に監理し、助言を提供するものである。

 またJICAは、ニ国に加え、他の西アフリカ諸国(マリ、セネガル、ブルキナファソ)においても同様の協力を展開、また2013年からはコートジボワールにおいても、紛争後の行政支援の一環として、住民参加による学校運営モデルを活用した取り組みを開始した。これらは、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)、ミレニアム開発目標(MDGs)、「万人のための教育(EFA)」達成への国際的パートナーシップなどとの関連で非常に重要であり、過去の取り組みの成果や教訓を組織的に蓄積し、国際会議や各国の政策決定者へ提示できるよう定量的・定性的な分析を行う必要性が高まった。当社は、専門家の派遣を通じて、JICAが成果の拡充と普及に向けた具体的な戦略案の策定支援を行うこと、さらに基礎教育協力の課題対応力を強化することを通じて、今後課題となる教育の質の向上に関して、現場での成果や各種情報を対外的に発信することに貢献した。 

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